あまやんの羽曳野ブドウ研究「レイトリザマート」(種なし)
「レイトリザマート」(種無し)

濃厚な甘みがあり、皮ごと食べる大粒ぶどうの元祖として知られるも、雨の多い日本では栽培困難なロシアぶどうの虚弱姫「リザマート」に、ぶどうの女王と称され温室で育てられる、「マスカットオブアレキサンドリア(アレキ)を交配して誕生した、晩生の赤ぶどうです。両親ほど育てにくくはないそうですが、ほとんど見かけることのない品種です。
マスカット香はないのですが、甘味がつよく、皮も薄くて渋みがなく、食べやすく、さくっとした歯ざわりが特徴になっています。晩生種であまり注目も集まらず、非常に希少なぶどうのひとつです。
あなたの周りには、オクテで育ちにくく、扱いにくくあまり目立たないけどなかなかの実力派、親は同様にさらに気難しい曲者、というようなというような人いてませんかね。そんな人いてたら、「レイトリザマート的な人だ」、と陰でいうことにしましょう。
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甘さ 4
酸っぱさ 1
香り 2
コク 3
食べやすさ 5
レア度 5
※数値はあくまで個人的に作ったもので、葡萄選びの参考と目安とすることを目的としており、品種や味の優劣などを示すものではありません。食べたものの個体差もあるかもしれません。
筆者:あまやん